メタマスクを使ってると危険って本当?NFTを安全に保管する方法が知りたいな…
Twitterで毎日のように、ハッキングされたとかNFTを盗まれたとか見るね…
最近NFTが盛り上がりを見せていますが、同じぐらい詐欺やハッキング被害も後を絶ちません。
結論、NFTを安全に保管したいなら、ハードウェアウォレットを使いましょう。
私はTwitterで偽サイトに誘導され、メタマスクを接続してしまい、4体のNFTを盗まれた経験があります。
それ以来、ハードウェアウォレットであるレジャーナノを利用して、NFTを管理するようになりました。
この記事では以下について解説しています。
- ウォレットとは?
- NFTの安全な保管方法とは?
- ハードウェアウォレットとは?
この記事を読むとNFTの安全な保管方法がわかり、安心してNFTが楽しめるようになりますよ!
>>> NFTの始め方を見てみる
NFTの安全な保管方法とは:ウォレットについて知ろう
NFTの安全な保管方法を知るには、まずウォレットについての知識が必要です。
この記事を読んでいるあなたは、すでにメタマスクを使い、NFTを保有しているかもしれないね。
NFTを買うために、取引所からお金を送り、openseaに支払いをしているメタマスク。
それこそが、あなたのネット上のウォレットです。
ウォレットの種類
ウォレットには、大きく分けて2種類あります。
- ホットウォレット(メタマスクなど)
- コールドウォレット(レジャーナノなどのハードウェアウォレット)
表にまとめると以下のとおりです。
種類 | ホットウォレット | コールドウォレット |
---|---|---|
サービス | メタマスク | レジャーナノ |
場所 | ネット上のお財布 | オフラインのお財布 |
使い勝手 | 手軽 | 手間 |
金額 | 無料 | 有料 |
リスク | 高い | 低い |
くわしく見ていきましょう。
メタマスクが危険な理由
メタマスクはホットウォレット、つまりネット上にあるお財布(ウォレット)です。
誰でも無料で便利に使えるぶん、リスクも高いと言えます。
メタマスクはopenseaをはじめ、日々いろんなサイトに接続するので、常にハッキングのリスクにさらされています。
もちろん、メタマスクの「秘密鍵」があるのもオンライン上です。
秘密鍵=ブロックチェーン上の資産を動かせる大切なカギのことだよ💡
そのため、ハッキングされたり、偽サイトに接続したりして情報を抜き取られると、メタマスクの中の資産はすべて盗まれてしまいます。
資産がたくさん入ったお財布をネット上に置きっぱなしなんて、冷静に考えるとめちゃくちゃこわい…
一方でコールドウォレットは、オフラインにあるお財布です。
「秘密鍵」はデバイスの中にあり、自分が署名してサイトと接続したとき以外はアクセスできません。
メタマスクはNFTを触る上で欠かせないツールですが、あくまで「お財布」。
NFTを管理する場所は、安全なところに別で用意するべきなのです。
▼NFT詐欺・ハッキング対策を見てみる
NFTの安全な保管方法とは:ハードウェアウォレットを使おう
というわけで、NFTを安全に保管するなら、コールドウォレットであるハードウェアウォレットを使いましょう。
とはいえ、以下のような人は、まだ使わなくてもいいかも知れません。
- 持っているNFTが少ない
- 比較的安い値段のNFTしかない
- NFT初心者で、これからずっとさわっていくかわからない
逆に、以下のような人は、NFTを守るためにぜひ導入するべきです。
- 持っているNFTが10個以上ある
- 高価なNFTを持っている
- 人気コレクションのNFTを初期から保有している
つづいて、ハードウェアウォレットについてくわしく見ていきますね。
ハードウェアウォレットとは
ハードウェアウォレットはコールドウォレットの一種で、オフラインで秘密鍵を管理するデバイスです。
具体的にはこのように、USBメモリのようなサイズ・形をしていて、持ち運びも可能。
PCにつなぎ、専用のアプリと本体の両方で操作します。
ハードウェアウォレットはレジャーナノがおすすめ
ハードウェアウォレットでもっとも有名なのが、Ledger(レジャー)社の「nano(ナノ)」シリーズ。
私が持っているのも、レジャーナノ Sプラスという機種です。
私がレジャーナノを選んだ理由は2つあります。
- 使っている人が多い=困ったときに調べやすい
- 12,000円ほどで、何十万の価値がつくかもしれないNFTを守れる
くわしく説明しますね。
使っている人が多い=困ったときに調べやすい
携帯電話はよく知らない機種よりもiPhone!
ハンバーガーは田舎の謎の個人店よりもマクドナルド!
「みんなが知っている」「みんなが使っている」ものは安全性が高く、使い勝手や味にある程度の信頼性がおけます。
そして、わからないことがあっても調べやすいのがメリットです。
12,000円ほどで、何十万の価値がつくかもしれないNFTを守れる
正直に言うと、私が実際にNFTを盗まれるまでレジャーナノを導入しなかった理由は「高いから」でした。
しかし冷静に考えてみると、NFTはそもそも単価が高めのものも多い上、買ったあとから価値が上がることもよくあります。
国内の大人気NFT「CNP」の派生コレクションである「CNPR」は、0.001 ETH(約200円)でミントできました。
2022年9月27日現在の最低価格は0.16 ETH〜なので、約32,000円の価値がついたことになります。
そんなNFTをもし数体、数十体と持っていて、盗まれてしまったら…?
損害ははかりしれませんよね。
たった12,000円の出費で、この先増えていく&価値があがっていくNFTを守れるなら、むしろ安すぎるぐらいです。
ちなみに、私が盗まれたNFTは8,000円×3体、176,000円×1体で、約20万円の価値がありました……
>>> CNPにまつわる私の体験談
レジャーナノの安全な買い方
レジャーナノを買うときは、買い方にも注意が必要です。
フリマサイトで中古品を買ったり、Amazonなど公式以外のサイトから買ったりするのはやめましょう。
なぜなら、ハッカーたちはレジャーナノからもハッキングするスキをうかがっているから。
公式以外で買った商品は、第三者の手によってウイルスが仕込まれ、ハッキングされる恐れがあります。
安全に買うには、以下のいずれかのサイトで買うのがおすすめです。
レジャーナノの安全な買い方や選び方についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
NFTの安全な保管方法とは:レジャーナノで保管するやり方
実際にレジャーナノでNFTを保管するまでの流れは、以下のとおりです。
- レジャーナノを購入する
- とどいたら初期設定する
- レジャーナノの操作方法を確認する
- openseaからレジャーナノへNFTを送って保管する
最初に設定してしまえば、あとはNFTを買う→レジャーナノに送るというパターンを繰り返すだけですよ。
レジャーナノの初期設定のやり方は、以下の記事でくわしく解説しています。
初期設定が終わったら操作方法を確認し、実際にopenseaからレジャーナノへNFTを送信して保管します。
順番に解説しているので、以下の記事を見ながら進めてみてください!
レジャーナノの利用とあわせて、メタマスクも複数ウォレットでの利用がおすすめです。
▼くわしくはメタマスクの複数ウォレットの作り方・使い方の記事を読んでみてください。
まとめ:NFTを安全に保管して備えよう
このページでは、NFTを安全に保管する方法についてまとめました。
NFTはとても楽しくワクワクするものです。
けれど、詐欺師が多く潜んでいる世界であることもまた事実。
NFTの世界においては、自分の身は自分で守るしかありません。
大切なNFTを盗まれてからでは遅いのです。
しっかりと対策すれば、安全にNFTを楽しむことができます。
すぐに行動しましょう。
私のように後悔しないでください!
>>> Ledger公式サイトを見てみる
>>> ハードウェアウォレットジャパンを見てみる
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