2022年、年末。
- 毎日NFTブログを書き
- TwitterでNFTについてつぶやき
- インスタでNFT投稿し
- PinterestでNFT系画像を流し
- DiscordでNFT談義を繰り広げ
- 毎週のようにミントを楽しんでいる
そんなNFT浸けな毎日である。
私がNFTに出会ってから、まだたったの半年。
NFTが何なのかもわからないまま手を染め、気づけばNFT沼にハマり、NFTブロガーとして「NFT」と1日300回ぐらい書いている。
盛りましたすいません
私をNFTの世界へ導いたのはまぎれもなく、
初めて買った、あの1体のCNPだ。
今はもう手元にない、私の推しのリーリー。
- なぜ、もう手元にないのか?
- なぜ、ここまでNFTにハマったのか?
- CNPが、いったい何を変えたのか?
そのすべてを、ここで語ろう。
これは、
NFTと私、
そしてCNPと私の物語である。
「海と私の物語」的な…(未来玲可、1999年)
「部屋とYシャツと私」的な…(平松愛理、1992年)
CNPとの出会い
当時、私はブログを始めることを決意して「仮想通貨ブログが今アツいらしい」と聞きつけたぐらいのころ。
時期でいえば2022年5〜6月にかけてである。
仮想通貨関連の人のツイートやブログ記事を見ると、やたら同じ単語とキャラクターたちが登場することに気づいた。
「CNP…って何??」
パンダ可愛いなぁ…と思っただけで、そのときは普通にスルーしていた。
パンダ可愛いなぁ(雑な感想)
なんならニンジャの要素にも気づいてなかったよw
衝撃的なブログ記事に出会う
当時の私にとってのNFTは、「仮想通貨ジャンル」の中のメタバースやweb3といった、サブカテゴリのひとつに過ぎなかった。
しかし、ある日出会ったブログ記事に大きな衝撃を受ける。
(たしかイケハヤさんがリツイートかツイートをされてたと思う)
残念ながら現在は更新されていないものの、エモ中のエモな記事で心を動かされた。
目次には1章までしか書いてないけど、5章まであるのでぜひ読んでみてください!!
このことが「CNP」というものを印象に強く刻みつけたことは間違いない。
なお作者・こうへいさんのTwitterは今もフォローしてます(照)
その後も、CNPに関するいろんな人のツイートや記事を見た。
そのほとんどは、「格安で買ったNFTで爆益になりました」という語り口だった。
そのうちに、ついには私も
「今のうちに買っておこうかな…」
という気になった。
フロア価格0.2 ETH台の頃の話である。
参考:CNPの現在のフロア価格は2 ETH前後です
初めて買ったNFT
NFTを買うのは大変だった。
- 仮想通貨取引所で口座をつくり
- イーサリアムを買って
- メタマスクにウォレットをつくり
- イーサリアムを送金して
- OpenSeaとメタマスクを連携する
参考:NFTの始め方
おそらく、その日のうちには終わらなかったはず。
この一連の作業をこなしているうちにフロア価格が上がってしまい、(毎回送金手数料がかかることすら知らずに)ふたたびイーサを買って送金し直したことをよく覚えている。
私が選んだのは、推しのパンダ=リーリー。
パンダ推しだったのにパンダ買ってねーじゃねーか!!
じつはクマのほうが好きなの…
※CNPはベースのキャラ(動物)は決まっているが、パンダのリーリーがクマやハムスターになるパターンもあります。
そうして初めて買ったNFTが、CNPだった。
購入価格、0.3 ETH。
当時の価格で約7万円ほど。
ただの一介の主婦には大金である。
独身時代の貯金を使いました
胸がどきどきするほどの買い物だったが、心は満たされていた。
「あの」CNPを手に入れたという達成感と、リーリーのオーナーになれたという充足感と、ちょっと自慢したいような気持ち。
ちなみに格安ミントでもないし、NFTの投資的な要素はまったく知らなかったので、その後の値上がりを期待して買ったわけではない。
リーリーのオーナーになりたくて、
リーリーをコレクションしたくて、買ったのだ。
【悲報】事件発生…
その後私は仮想通貨ブログを始め、それこそCNPを買ったときの知識や画像をもとに、口座開設やメタマスク関連の記事を書いていた。
ブログ開始から1〜2ヶ月、つまり2022年7月から8月にかけては、言っても仮想通貨界にはまだ勢いがあり、Twitterの仮想通貨ブロガー界隈も盛り上がっていた。
だから、NFTに特化するなどまだ夢にも思っていなかった頃。
事件は突然起きた。
9月。
CNPの大元であるCryptoNinjaというNFTコレクションが1周年を迎えるということで、さまざまなイベントが企画され、Twitter上を賑わせていた。
その中でイケハヤさんの「フリーミントもあります」というツイートを見た記憶がある。
ある日目覚めて布団の中でTwitterをひらくと、メンションが来ていた。
見に行くと「CNP」「フリーミント」「あと◯時間だけのチャンス」みたいな文があり、
「あ…イケハヤさんが言ってたフリーミントって、もう始まってたのか」
と、思ってしまった。
そのままURLをクリックして謎のサイトに飛び、メタマスクをつないだが…何も起きない。
何度かそれを繰り返したところでふっと我にかえり、ぞくぞくっと背筋が寒くなった。
「なにかがおかしい」
ここでようやくピンときて、手を震わせながら自分のウォレットをひらくと……
…ない。
CNPがない。
心臓がバクバクと脈打って、耳に響くぐらいうるさく感じた。
そしてウォレット画面を見ている目の前で、Very Long CNPがひとつ、ふたつと消えていった。
寝ぼけていた頭ははっきりと醒め、
「やってしまった」
と、ようやく理解した。
私は、CNP1体と、VLcnp3体を盗まれてしまったのだ。
当時の時価で、約20万円相当を。
その後すぐリボーク(承認取り消し)して、ほかには被害なしでした。
ほかには安いNFTしかなかったし、ETHもほぼ入ってなかったから、ほんとにCNP関連だけを狙い撃ちされた感じ……
Twitterで励まされる
頭では理解したが、心は現実を受け入れられない。
あとから見れば、
- ところどころおかしな日本語
- アカウントのフォロワー数が少ない
- メンションを飛ばしてミントの案内をするはずがない
- 日本の早朝(海外の夜)という変な時間に来ている
と、おかしなところだらけなのに…
寝起きの頭と、「フリーミントがある」という前情報での思いこみが仇になった。
なぜ引っかかってしまったんだろう?
後悔しても、後悔しても、後悔しきれない。
しかも、詐欺に遭うほんの数日前に新ウォレットを作ってあり、あとはNFTを移すだけの状態だった。
ガス代とほんの少しの手間を惜しんだばかりに、こんな結果になるなんて。
ともかく、自分はもうCNPホルダーでも、リーリーのオーナーでもない。
半ばやけくそになりながら、Twitterに現実を書きなぐった。
すると、予想以上にたくさんの励ましをいただいた。
詐欺に遭ってしまったのは、私が詐欺対策を怠っていたからに他ならない。
なのに皆さん本当に優しく、共感して悔しがってくれた。
フォロワー外からも、たくさんの人に。
涙が出るほど嬉しかったこと、今でも忘れません
詐欺対策を親切に教えてくれる人もいた。
さらにツイートのあとには、DMで
- 自分のCNPをもらってくれ!と申し出てくれた人
- 詐欺に遭ったウォレットから、新ウォレットへ残ったNFTを移すようアドバイス&やり方まで教えてくれた人
までいて、「なんて優しい世界なんだ……」と本当に感激した。
転んでもただでは起きない
「転んでもただでは起きないぞ」
詐欺にあったその日のうちに、ハードウェアウォレットを教えてくれたフォロワーさんのリンクからレジャーナノを購入し、記事を書きまくった。
実際にNFTを盗まれた経験は、私だけの体験談=一次情報になる。
それはつまり、記事への説得力につながる。
あのあと、私がどれほど後悔したか。
いかに詐欺を、他人ごとと思って甘く見ていたか。
だけど同じように、詐欺を他人ごとと思っている人はまだたくさんいるはず。
詐欺対策にかける少しの手間とお金で、数十万〜人によっては数百、数千万の資産であるNFTを守れるのだと、私が伝えなければ。
レジャーナノをどこで買ったらいいのか、設定や送金、NFTの送信方法など、自分自身が調べまくって困ったことは、記事のネタにできた。
この体験を記事にすることで、私と同じ思いをする人を一人でも減らしたい。
私はブロガーなのだから。
>>> レジャーナノの記事一覧
…結果、現在までの私のブログ記事の中で、レジャーナノの記事は一番の稼ぎ頭となっている。
ぶっちゃけ単価としては安いのだが、レジャーナノの成果が出るたびに
「また誰かのNFTをひとつ(というかおそらくそれ以上)守れたな…」
と思える。
自分の書いた記事が誰かの役に立ち、悩みを解決できる。
それがブロガーの本質であり、ブロガーとしてこれ以上の喜びがあるだろうか?
結果的に、詐欺に遭った経験が、ブロガーとしての私を一歩前進させてくれたことは間違いない。
皮肉ですけどね……
【奇跡】CNPが還ってきた!
詐欺にあったのが2022年9月15日のこと。
CryptoNinjaの1周年は9月25日である。
その日に向けて、CNPのギブアウェイが盛んに行われていた。
普段はギブアウェイにほとんど参加しない私も、ここぞとばかりに応募しまくった。
その中に、イケハヤさんのハートのオロチもあったので脳死で応募。
応募時は引用ツイートもしてないし、リプも深く考えずただ思いつきで書いただけ。
しかし……
9月24日、Twitterを開いたら「おめでとう」の文字が飛び込んできた。
なんと、イケハヤさんのCNPギブアウェイに当選していたのだ。
CNPを盗まれたことはリプに書いたので、イケハヤさんの優しさだと思ってます。
あらゆる感情がやってきて「嘘でしょ……」としか思えなかった。
本当にまたCNPオーナーになれるの?
すぐに「もう盗まれないでくださいね!」という言葉とともに、イケハヤさんからCNPが送られてきた。
「必勝」というハチマキを巻いている、ハートのオロチ。
「かならずブログで稼げるようになる!」と奮闘中の私にとって、それは運命にも思えた。
こうして「ウチの子」はリーリーからオロチに変わったけれど、ハートだしピンクだしとっても可愛くて愛着があり、一生手放さないつもりです。
イケハヤさん、その節は本当にありがとうございました。
NFTにハマりすぎてNFTブロガーになる
やがて、世はだんだん「仮想通貨冬の時代」と言われはじめた。
それまで稼いでいた仮想通貨ブログも勢いがなくなり、Twitterの仮想通貨ブロガーたちも一人、二人と消えていった。
しかし、まるで逆をいくようにNFT界隈は盛り上がりを増し、CNPの価格はどんどん上がっていく。
かつて私が0.3 ETHで買ったCNPは、11月には最高値3.5 ETHを叩き出していた。
日本円で約60万円です
さらに、10月30日に発売したAopanda Partyは、これまでの常識を覆して発売直後から値上がりを続け、軽々と1 ETHを超えた。
確実に、流れはNFTに来ている。
私はだんだんとNFTの知識も追いつき、気になるNFTを手に入れることも増えてきた。
副業勢や家事育児のあるパパママと違い、私は在宅フリーランスで、平日は時間がとれる。
ブログをこまめにリライトしたり、SNSで最新情報を流したりといった作業も苦にならずできる。
なにより、気づけば私自身がTwitterやDiscordで、日々NFTの情報を追いかけ、NFTを楽しむようになっていた。
NFTブログに特化しよう。
そう決めたのは、必然だったのかもしれない。
還ってきたCNPが私にくれた多くのもの。
それからというもの、たった1体のCNPは、私にたくさんの恩恵をもたらしてくれた。
具体的に言うと「AL」である。
AL=アローリスト。優先購入権のこと!
これがあれば確実にNFTがミントできます
CNPホルダーにALを配るプロジェクトは多い。
なぜなら、CNPを「初めてのNFT」に選ぶ人は多く、ガチホ(長期保有)率が高いから。
CNPのリスト率はかなり低くて、現在は1%未満だよ
CNPはユーティリティ(保有特典)が多い仕組みになってるから、売ろうと思う人が少ないんだね。
CNPのおかげでALがもらえたり、抽選にはずれることはあっても、申請対象になれたりした。
それによって、今まで知らなかったプロジェクトやNFTと出会うこともできた。
もはや自力で買い足すなどは夢となってしまったが、オーナーであることがこんなに嬉しく、誇らしいNFTはほかにない。
まとめ:NFTブログを収益化して恩返しがしたい
イケハヤさんはセカンダリ文化(初期ミントではなく、二次流通でNFTを買って応援すること)を推奨しているし、私も気に入ったNFTは買って応援したい。
しかしいかんせん、始めて5ヶ月目のこのブログは、今のところまったく収益化できていないのが現実である。
ほかに収入源もない私は、来年からいよいよwebライターで生活費を稼がなければならないというところまで来ており、ALでの格安ミント以外でNFTを買うのは、今のところ難しい。
だから、私の目標は「NFTブログを収益化して恩返しをすること」だ。
CNPと出会い、CNPオーナーになれたことで、私はNFTブロガーとしての道を歩むことを決めた。
だからこそCNPを、ひいてはNFT全体をもっと盛り上げ、わずかな一端でも貢献し、NFTを楽しむ人を増やしていきたい。
今の私にできることは、ブログを書くこと。
それしかないから、これまでもこれからも、ブログを書いていこうと思う。
あの日1つのブログ記事を読んで心動かされ、CNPを買った私のように、
誰かの心を動かし、やがては誰かの役に立つために。
思わぬ出会いが、人生を変えることもある。
そのきっかけはいつ、どこに潜んでいるかわからない。
CNPに、NFTに出会えてよかったといつか言えるよう、
私はこれからも走っていこう。
この1体のCNPとともに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
CNPはこちらから買えます。
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